こんばんは　いつも楽しく拝見させていただいております。

私も最近、メカニカルなムーブメントをオーバーホール
など自分でやれるように勉強を始めました。

組み立てまでは出来るようになったのですが、どうしても
手作業で出来ない事があります。

それは、タイトルの通り

　「香箱へゼンマイを収める」

ことです。　ゼンマイを手で必死に巻いてある程度の
大きさになると、香箱へ・・・でいつもゼンマイが開放
されてしまいます。

ゼンマイ巻上げ機があれば楽なのでしょうけど、
そんな高級工具があるわけでもなく、手作業で
やってる次第です。

何かコツとか簡単な方法があれば教えてください。

そのようにゼンマイを小さく丸めるのは危険です。
小さいものなので、顔を近づけて作業していると思います。ゼンマイがはじけて目や顔を傷つけてしまうかもしれないので、オススメしません。ゴーグルとか何かしらの対応策がありますか？

そもそも私はお教えできる立場ではないのですが、ゼンマイを小さく巻いた後に香箱に入れるのではないのです。以下のように徐々に収めていくのです。
1) ゼンマイの外端を香箱の内壁に引っ掛け、香箱半円分くらいのゼンマイを内壁に沿わせて収める
2) 下から右手人差し指、上から右手親指でゼンマイを押えつつ香箱を持つ
3) 収まっていないゼンマイを、左手で香箱内壁に沿わせつつ親指で香箱に押し込む
4) 右手で香箱を少し回して押し込んだゼンマイを押える
5) 左手親指でゼンマイを押し込む
　：繰り返し
　：

ちなみに、私左利きですんで。。。

なんとタイミングのよいことよ！。ゼンマイの話題がやってくるなんて。

機械式腕時計の動力源は、香箱のなかでトグロをまいてる （この表現、管理人さんお気に召さない？） いうまでもないゼンマイ。英語でいうと 「mainspring・メインスプリング」。

そうだったのか！。わたしのタカノやポートフィノ、管理人さんのグリュエンやfabさんのLMも 「スプリングドライブ」 だったのか〜！。

これを読んでるあなたのアンティークなメカニカル・ウォッチも 「スプリングドライブ」ですよー。う〜！、最先端！！！。