fabさん、ご報告ありがとうございます。
ホントにおっしゃる通り、驚異ですね。
その時計自体は何の問題もなく よい! と思うのですが、では、今のセイコーはいったい何をやってるんだ!?、という気になってしまいますね。
ホームページなどでさかんに技術力を誇示していますが、わたしには 滑稽 にしか見えません。
材料の関係でどうしても現在は当時のものと同じ質のものができないというなら仕方ありませんが、そうではないんでしょう?。ストラディバリのバイオリンではないんですから。
過去に世の中で本当に性能を評価された機械があったのなら、ずっと造り続ければいいのです。なぜそれが出来ないのか。
それは現在の経営陣や技術者が傲慢だからです。くだらないプライドにとらわれていて、セイコーという企業にとってのまさに 家宝 財産 ともいえる過去の優秀なメカをナイガシロにしているからなのです。「自分たちのメカの方が優秀だ」という思い上がりがあるからです。
しかし、これはセイコーに限ったことではありませんが、いろいろな工業製品の分野で、過去の名機を上回る製品を現在の技術者は実現出来ずにいます。
なぜか。
「技術は際限なく進歩するもの」という幻想にとらわれているからです。
また、過去の名機の存在を認めたくないからです。くだらない プライド がゆえに。
ユーザーが本当に喜ぶ、欲しがるものは何か、ということよりも、自分たちの我、エゴを優先させているのです。
ETAについては、それで仕方ないのでしょうね。でも今はまだマシな方かもしれません。数年後に供給が縮小されれば現在のものでさえ手に入らなくなるかもしれないのですから・・・・・・・・・・。
ETAに代わる供給メーカーが出てきてくれることを期待しますよね。その兆しはないこともないようですが。
ロシアに Vostok がありますが、個人的には ヒジョーにおしい のです。5.5振動なのですよ!。でも Vostok では、皆さんのおメガネにはかなわないでしょうか?。
それから、いまのセイコー5にfabさんのLMと同じ精度を出せ!、といっているのではありません。現在のセイコー5は今のままでじゅうぶん以上です。現在のセイコーの名機とは、GSではなくセイコー5です。