私はいまSEIKO5を愛用しています。お金がないものでこのぐらいのものしか持つことができません。しかし、高級な時計のきれいな仕上げにはあこがれます。なにか自分でできるような仕上げの方法はありませんか？ローターの部分に施したいなと考えています。できればお金のかからない方法で

真打登場の前に　おせっかい　がひと言。

あなたは　幸せ　です。

イキナリ高価な時計を購入できるという環境は必ずしも幸せとは限りません。入門？ではないかもしれませんが、段階踏んでステップアップした方が、ありがたみや機械式腕時計の精度について正しく認識できるようになるのでいいと思います。

初心者がいきなりローレックスなど持つから、「５秒の遅れ、進み」で大騒ぎする　おバカ　ができてしまうのです。

セイコー５、いいと思いますよ。セイコーの真髄はグランドセイコーではなくセイコー５です。胸はって愛用してください。わたしも最近購入しましたが丁寧につくられていてビックリしました。世界中の人たちが注目しているのはグランドセイコーではなくセイコー５なのですよ。

ありがとうございます。自分でも５はすごく気に入ってます。ですが、ますます気に入れそうです！
たしかに、５の評判はいいですよね。精度や防水など、性能面でも実用十分ですし、ほかの機械式時計を持ったことの無い私でも価格を超えた完成度を感じます。写真なら昔のGSとそう変わらなかったりしますからね。
それに５を使っているからこそGSやらロレックスのすごさ・ありがたみを感じられるのかもしれませんね。はじめからそんなものもってたら５のよさすら感じられなかったかもしれません。
性能・外装を含めた完成度で人々を魅了している５ですが、ひとつ見劣りするなと感じるのが個人的にはムーブメントの仕上げなんです。7S55ではよくなってるみたいですが、じぶんのもキレイにしたい！なんて思ったんですよ。

おお。素晴らしい。
ファイブは以下のサイトがかなりマニアックです。
　http://www.geocities.jp/duefive/index.htm
聞いてみてはいかがでしょう。

よかった！、ＨＭさん。あなたは良くわかっていらっしゃいます。本質をわかっていらっしゃいます。

以前にも申し上げましたが、セイコー５は機械式腕時計の入門用としては本当に最高のモノであると思います。もちろんメインのコレクションとしても。

確かにムーブメントのルックスに関しては、「面白味」　に欠けるという点は多くのユーザーの共通認識のようですね。ただこれだけのメカが日本では１万円前後で手に入るのですから、それだけでもありがたいことですし、おそらくＨＭさんも同じお考えでしょう。

お仕事の休憩時間など折に触れ、気が付いたら腕から外し、バックスケルトン越しにじっくり眺めたりしていると、何かいいアイデアが浮かぶかもしれません。とにかく想像力と創造力をいろいろと働かせて想いをめぐらし工夫することが成功の秘訣ですよね。

私も最近、LMの23石 諏訪工場製を入手し、
あけてみて感動しています。
SPECIALでないので６振動ですが、ノーメンテで１５年
利用されていたにも関わらず、日差は+6秒。

洗おうと思っていましたが、ホゾ受けに軽く注油する
だけにしました。

日差６秒！？。

そりゃスゴイ、じゃなくて、たいしたモノですね！！！。

ひと昔前の製品だとしても、昔のモノのほうがさらによく出来ていたということなのでしょうか。それとも調整が良かったということなのでしょうか。いまのセイコー５だと最低日差３０秒くらいは当たり前ですよね？。違いましたか？？？。

私の５は今は+30/日ぐらいですね。でも調整したての頃は+3〜5秒/日という驚異的な精度でしたよ。これならクロノメーターじゃん！と一人で喜んでました（笑）半日つけて、半日置いて計測した結果です。1ヶ月もたつと、気温の変化なのか、機械の質によるものか、誤差が広がってきましたけどね。そして最近いきなり進むようになって+30秒となっています。やっぱり気温も大きいのかなぁ。いきなり暑くなったから。

にしても15年使用した時計が+6秒というのはすごいですねぇ。調整がよかっただけなら上記の経験から15年もたつと誤差が大きくなってる気もしますから、もちろん調整のすばらしかったのでしょうけど、やっぱり機械もいいんじゃないのかなと思います。
わたしは・・・さんがおっしゃるように、５などの7S系のキャリバーなら-30〜+30というのが妥当なところだと思います。上記のように調整してもある程度ずれますし、ショップなどは-60秒〜+60秒といっているぐらいですから。やっぱり+6はすごいです。まぁ比較の対象を誤ってはいるかもしれませんが。静止精度はさておき実用精度なら５だって、ものによりますが数十万円の時計にもそう劣らぬと思うので、こんなこと言わせてもらいました。
時計の仕上げの件ですが、鑢をつかってローターに放射状にヘアラインっぽいものを入れたりしましたがどうにも汚いです・・・。

そう、下手なスイス製のオートマチックを購入するくらいならずっといいですよ、５　のほうが。ただ、デザインはわりとワンパターン的ですけれど。しかし、よ〜く探してみると結構フォーマルぽいものもありますしね。いわゆる、５　っぽくないものがあります。ごく少数ですけれど。ちなみに最近購入したものとは SNK797J1 SNK803J2 SNZB91J1 です。

しかし、文字盤を何度見ても、誠実に丁寧に情熱を持って作られているような感じがしてなりません。セイコー５は比較的若手の職人さんが組み立てているのでしょうか？。本当に真摯にそしてイヤミがまったく感じられない　（ＧＳとはちがって！）　いい意味で不思議な製品であると、わたしには感じられます。

入手したLMは、Cal.5606Aですが、日差+6秒から
調整し、日差+1秒(腕に巻いた状態)まで追い込めました。
微動緩急体を１目盛マイナス側に回しただけですが・・


時計のシリアル　8680xx　を信じるなら1968年6月製
となりますが、この精度は驚異です。
2500円で購入したのですが、当時のSEIKOの技術力の高さを表していると体感しました。

うーん、ETA28シリーズが手元に沢山あるのですが、
これだけの精度が出た物は一つもないです。(^_^;)

fabさん、ご報告ありがとうございます。

ホントにおっしゃる通り、驚異ですね。

その時計自体は何の問題もなく　よい！　と思うのですが、では、今のセイコーはいったい何をやってるんだ！？、という気になってしまいますね。

ホームページなどでさかんに技術力を誇示していますが、わたしには　滑稽　にしか見えません。

材料の関係でどうしても現在は当時のものと同じ質のものができないというなら仕方ありませんが、そうではないんでしょう？。ストラディバリのバイオリンではないんですから。

過去に世の中で本当に性能を評価された機械があったのなら、ずっと造り続ければいいのです。なぜそれが出来ないのか。
それは現在の経営陣や技術者が傲慢だからです。くだらないプライドにとらわれていて、セイコーという企業にとってのまさに　家宝　財産　ともいえる過去の優秀なメカをナイガシロにしているからなのです。「自分たちのメカの方が優秀だ」という思い上がりがあるからです。

しかし、これはセイコーに限ったことではありませんが、いろいろな工業製品の分野で、過去の名機を上回る製品を現在の技術者は実現出来ずにいます。

なぜか。

「技術は際限なく進歩するもの」という幻想にとらわれているからです。

また、過去の名機の存在を認めたくないからです。くだらない　プライド　がゆえに。

ユーザーが本当に喜ぶ、欲しがるものは何か、ということよりも、自分たちの我、エゴを優先させているのです。


ETAについては、それで仕方ないのでしょうね。でも今はまだマシな方かもしれません。数年後に供給が縮小されれば現在のものでさえ手に入らなくなるかもしれないのですから・・・・・・・・・・。

ETAに代わる供給メーカーが出てきてくれることを期待しますよね。その兆しはないこともないようですが。

ロシアに Vostok がありますが、個人的には　ヒジョーにおしい　のです。5.5振動なのですよ！。でも Vostok では、皆さんのおメガネにはかなわないでしょうか？。

それから、いまのセイコー５にfabさんのＬＭと同じ精度を出せ！、といっているのではありません。現在のセイコー５は今のままでじゅうぶん以上です。現在のセイコーの名機とは、ＧＳではなくセイコー５です。

なるほど。
たしかに、ファイブは、生産性、価格、品質、デザインの自由度から、機械式式腕時計の完成形の１つかもしれませんね。

当時、SEIKOの工場には「名人」といわれる職人さんが
まだまだ現役で活躍されていた時代と思います。

そのような名人が現在では少ないのではないでしょうか。

イソザキ様の「時計の小話」を読んでいると、やはり
名人が調整したムーブはすごいんだと感じます。

しかし、私の入手したLMは当時の定価で15000円。
今で言うと30万円前後って感じなのかな？

fabさんのＬＭは、fabさんのみならず、ここを利用させて頂いているわたし達に今後も貴重な情報を提供してくれそうですね！。

今後もレポートし続けて頂けるとウレシイです。ヨロシクお願いします！！！。

それから管理人さん、よくぞおっしゃって下さいました！。　『デザインの自由度』　というコトバ！！！。
まさにこれがセイコー５にあって今のＧＳにない最たるものなのです。

これがナイがために、我々はＧＳを見ても、ちっとも　ワクワク　しないのです。

うう・・・ワンピース構造のミドルケース・・

ムーブと取り出すとき、手が滑って、文字板に
キズが付いちゃいました。> LM

かなりキズが深いので、文字板探さないと・・

このパターンでジャンクを購入し、購入したジャンク
をまた生かそうとして芋づる式に時計が増えていく
のですよね。

う〜！、やってしまったときの　喪失感　というか　無念さ　（大げさではナイ！）　わかりますね〜！！。

でも、そうやって失敗して、失敗しないやり方を学んでいくのですよね。

失敗しないで上達した人など、どこにもいません。