調べて頂いたようでありがとうございました。
実は私もこのケースの形については「これはケースを薄く見せるためと、手巻上げをやり易くするためか?」などと ふっ と思ったことがありました。苦肉の策だったのかもしれませんが、不思議と味がありますね。個人的には「どら焼き型」「ハンバーガー型」などとのたまって居ります。(「イメージぶち壊し!」でしたらゴメンナサイ............ ! )
私にはこの手のケースは例のタカノが初めてだったのですが、裏蓋のふくらみを見て、はじめは、「えー、なんだこれは!?」と思ったのですが、実際に装着してみるとそのふくらみが逆に腕にフィットして、むしろフラットな裏蓋のものより位置がちゃんと定まって装着感がいいように感じました。
トータルでの呼称についてですが、シチズン・ジュニアの完了後の管理人さんのコメントにあった「レトロ」を頂いて、
「 Retro Basic レトロ・ベーシック 」
「 Retro Standard レトロ・スタンダード 」
そんなものを思いついたりもしていましたが、これは私の解釈が変な先入観の所為でまちがってしまったのかもしれませんが、私は「レトロ」という言葉にあんまりいいイメージを持っていないのです。
「レトロ」の持つ最も強い意味が「懐古趣味」であるとするならば、別に私は「古いからいい」「古いものは(何でも)良い」、また現在の物が良くなくて「昔はよかったなぁ!」とぼやいている様な、現状から逃避している様な訳ではないからです。このデザインは他との比較の問題ではなく、相対ではなく絶対として腕時計のデザインのひとつのジャンルとして素晴らしいデザインであると思うからです。
「 ほんもの 本当によいもの には古いも新しいもない また普遍的である 」
そして
「 ほんもの 本当によいもの とは シンプル である 」
いったいこのデザインの腕時計はどのメーカーが最初に製品化したのでしょう?。
一時期、「レトロ、レトロ」と何かとやたらに(軽薄に)使用されていたので悪いイメージがついてしまったのかもしれません、個人的には。
しかし、一般的には浸透しているので説明的にはわかりやすい言葉ではあると思います。よって「レトロ」はいいかもしれません。むしろ問題はその後なのかもしれません。