時計の投稿写真


[No.1585] 緩急針の位置について 投稿者:Youchan  投稿日:2009/02/13(Fri) 20:00  

初心者の愚問をお許しください。

古い時計で緩急針が調整幅の真ん中付近にありますと、それだけである程度状態のよい機械と判断しておりました。

しかし、例えばゼンマイが切れて交換しますと、微妙なトルクの違いだけで調整後の緩急針の位置は変わるはずですから、このような判断は正しくないのでしょうか。

お教えいただければ幸いです。


[No.1593] Re: 緩急針の位置について 投稿者:yogi  投稿日:2009/02/15(Sun) 15:41  

私も専門家ではありませんが、今まで趣味で見てきたものを総合すると、テンプまわりがオリジナルを維持しているものは、振り角がちゃんとしていれば、目盛りがふってある範囲に充分に入るようです。目盛りのある範囲の端っこもしくはそれ以上にずれている場合は、ぜんまいが弱くなっているか、その他の理由で振り角が弱くなっていることが多いのではないかと思います。
Youchanさんの言う古い時計がどのくらいのを指すのかにもよりますが、50年代以降の発表のムーブメントの場合、緩急針とひげ棒の部分が分割になってますので、緩急針が真ん中にはいくらでもあわせられますので、参考にならないかもしれません。(古い→40年代でしたら大体一体ですね)
私の経験がご参考になれば。


[No.1594] Re: 緩急針の位置について 投稿者:   投稿日:2009/02/15(Sun) 17:44   URL

こんにちは。
そうですね。取り替えてあればモノは良くても固体差で真ん中にはならないかもしれません。ボロボロでも真ん中に来るように操作している可能性もあります。

とはいえ、緩急針の位置はコンディションの参考にはなりますね。悪いものの判断材料にはなると思います。極端に端の方まで動かされているようであれば、限界なのかなと判断したりします。


[No.1596] Re: 緩急針の位置について 投稿者:Youchan  投稿日:2009/02/15(Sun) 22:49  

yogi様、管理人様、早々のお返事ありがとうございました。

私は主に40年代後半から50年代末までの時計に関心があるのですが、この時期に限っても構造上の変化があるのですね。

「機械の状態が良いことを保証するものではないが、悪いものの判断材料にはなる」とのこと、緩急針の位置を気にしていたことが少なくとも無意味ではなかったということがわかりました。

ありがとうございました。


[No.1701] Re: 緩急針の位置について 投稿者:トムソーヤー  投稿日:2009/03/17(Tue) 17:55  

私もかなり前に全く同じ質問を横浜の栗崎さんにしたことがございます。
管理人様と同じ答えが返ってきました。






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